漁港・漁場施設にかかる設計から維持管理まで幅広く対応します。また、藻場造成や磯焼け対策等の技術支援を行うとともに、最先端の機器を駆使して魚礁効果や漁場環境を効率的・定量的に診断します。
GPSデータロガー(ICT)、サイドスキャンソナー、魚礁台帳(GIS)、水揚精算仕切書等の活用技術からなる魚礁効果診断システムにより、魚礁効果の定量的な把握ができます。計画策定、事業評価、施設管理の効率化や情報提供による魚礁利用の促進を図ることができます。さらに現在は、この蓄積データから魚礁設置に最適な水深、高さ、材質、経過年数等を導き出す効果予測を行っています。
漁場における施設配置から影響調査まで幅広く対応しています。魚礁や海底構造物の位置や積み重なり、海底地層の組成、魚群の種類や体長、尾数だけでなく、洋上風力発電の影響調査を実施しており、漁業者に納得される魚礁・漁場の活用を支援しています。